保育園には、たくさんの携帯電話があります。
子どもたちの為に先生たちが携帯ショップで頂いてきた電話たちなのです。
みんな、それを持って電話ごっこをするのが大好き!あちこちで「もしもーし」が聞こえて、保育室はさながらやり手ビジネスマンの集いのよう。
ふじ組の女の子が保母にひとつ「はい、先生の」と渡してくれました。
「もしもし?」と受話器に話しかけてみると、「はい、もしもし・・・・・」と言いながらその場を離れていきました。
あれ?聞こえなくなっちゃうんだけど・・・?と思いながら見ていると、ちょっと離れた場所で、壁に向かいながら真剣に何やらお話しています。(こちらには何も聞こえてきませんが)
電話だから、顔を見ては話さないんだよ、ということでしょう。
結局会話は成立していないのですが。リ、リアリティ・・・!